尼崎市|整形外科|リハビリ科|骨粗鬆症|わたや整形外科

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腰痛

腰痛について

腰痛は現代人の代表的な愁訴で、90%の人が経験するといわれています。腰痛の原因には様々なものがあります。

内臓由来尿路結石、子宮筋腫、膵臓炎など
血管由来閉塞性動脈硬化症、解離性大動脈瘤など
神経性由来椎間板ヘルニア、脊髄腫瘍、脊椎腫瘍など
心因性不安神経症、心身症など
脊椎性変形性脊椎症、リウマチ性脊椎炎、化膿性脊椎炎、脊椎圧迫骨折など
腰痛について

外来診察での問診、診察でさまざまな可能性を鑑別し、診断します。
しかし確定的な診断が初診の段階でつくことはむしろ少ないのです。幸いほとんどの腰痛は数週間の間に治ります。
医師の役目は次のようなものです。

“手術を要するものでないか、入院がいるようなものでないかを見極める。
痛みをとる、あるいは軽減してあげること。”

腰痛の治療には以下のものがあります。

  • 内服薬、外用薬
  • 疼痛部位へのブロック注射
  • 関節痛に対する関節運動学的アプローチによる関節授動術
  • 物理療法や運動療法

患者さん一人ひとりの症状に対応して治療法を選択します。

骨粗鬆症

骨粗鬆症とは、骨に含まれるカルシウムなどの骨塩量が減少して、骨がもろくなり、骨折を起こしやすくなる、全身体の疾患です。
骨粗鬆症になり、それが骨折という形であらわれるのは、かなり高齢の70代、80代になってからです。
そうならないように、40代、50代のうちに自分の骨塩量を測りましょう。

★歩くなどの運動をすること、カルシウムの多い食事をとることを心がけてください。

椎間板ヘルニア

何らかの原因で、椎間板が傷んで一部がはみ出し、神経を圧迫することで激しい腰痛や下肢の痛み、しびれが起こる。

脊椎分離症・脊椎すべり症

椎骨の後方部分に疲労骨折が起きるのが「分離症」で、分離した椎骨が前に滑った状態が「すべり症」。
青少年時期に激しいスポーツをした人に多く、腰痛やしびれ、歩行障害を招くこともある。

変形性脊椎症

加齢とともに椎間板が薄くなり、椎骨にトゲのような骨の出っぱりができる。
また、椎間関節に変形性関節症の所見がでてくる。
この状態が進行すると脊柱管狭窄症になる。

脊柱管狭窄症

骨・軟骨・靭帯など腰椎全体の老化により、神経の通う空間(脊柱管)が狭くなり、下肢に痛みやしびれが起こるほか、歩行困難となる症状が特徴的。お年寄りに多くみられる。

骨粗鬆症・脊椎圧迫骨折

骨粗鬆症は骨量が減って骨がもろくなる病気。
弱くなった状態の椎骨がつぶれるように骨折(圧迫骨折)し、痛みがでてくる。
老化や更年期障害により起こりやすい。

ぎっくり腰(急性腰痛症)

急性の腰痛の総称。
物を持ち上げたり、腰をひねったはずみで、筋肉や靭帯などが損傷を受け、痛む。
椎間板や椎間関節の具合が悪い場合も多い。